社会に貢献できる、インパクトを残せる仕事を

前職では製品設計部門の品質保証グループに所属し、製品の機能、性能、信頼性、保全性、寿命について検証試験を行う仕事をしていました。もっと社会に貢献できる仕事に関わりたい、インパクトを残せる仕事がしたい、優秀な人たちが働く環境で自分を成長させたいという思いから転職を決意しました。
ジャパングリッドギアが扱う「遮断器」は、主に電力会社さまの発電所や変電所で使用されています。電気を安全に使用し、事故を防ぐためのいわば安全装置。私は、製造された遮断器の完成検査担当として、電気試験や機械試験を行い、品質保証、設計、製造の総合的な観点から製品の合否を判定します。

最後の砦として、多方向から見極め判断する

完成検査は、工程の最後の砦にあたる重要なポジション。不具合が見つかったときは、その原因がどこにあるかを突き止め、組立部門にフィードバックしなければなりません。試験の結果は、一方向の観点のみで判断せず、多方向から見て判断することが重要です。まず、自分の考えを持ち、上司に報告・連絡・相談し、異なる観点からの考えもお聞きして判断。以前の職場で、「報連相」を徹底する習慣を身につけていたことが今も生きています。
また、年に10回程度、お客さまが完成検査に立ち会われることもあり、そうした場面では遮断器についてどんな質問をされても答えられるよう準備が必要です。事前に勉強したり、先輩に教えていただいたり、新しい知識を得て成長する機会にもなっています。

リーダーの自覚を持ち、大きな仕事に挑む

ジャパングリッドギアでは、社員一人ひとりがリーダー。若くても大きな仕事を任せてもらえます。当然そこには大きな責任が伴い、プレシャーを感じることもあります。だからこそ、もっと成長できるし、自分がどのように貢献したか実感できます。大切なのは、自分から新しいことに挑戦し、技術や知識をどん欲に吸収しようとする前向きな姿勢です。
この会社には、少数精鋭ながら、極めて優秀な先輩がいらっしゃいます。その方々の知識やスキルを私自身が継承し、これから入社するみなさんに伝えていくことも今後の目標になっています。

いつも相手の立場を考えたコミュニケーションを

主な仕事は、自社製品のメンテナンスに関する見積作成やお客さまへの対応です。引き合いを受け、見積作成、受注、手配処理、売上請求まで、一連の過程に付随する事務処理や調整、問い合わせ対応などを行います。
基本的に内勤で、お客さまの元へ伺う機会は少ないのですが、顔が見えない中でも信頼関係が築けるよう相手の立場を考えたコミュニケーションを意識しています。社内でも工場、設計、購買など関係部署との折衝が必要な機会も多く、みんなが気持ちよくスムーズに仕事できるコミュニケーションを心がけています。

業務内容を見直し、効率よく仕事できる仕組みをつくりたい

お客さまからの問い合わせ内容はさまざまで、中には技術的な質問やトラブル対応などもあります。当然、技術的な内容は専門部署に引き継ぎますが、これまでに得た知識や経験をもとに自分で対応できる案件が増えてくると、「少しずつ成長しているな」と実感できます。
ジャパングリッドギアとして立ち上がってからは日が浅いため、営業部内だけでなく、他の部署と連携して運用を決めなければいけないことや新しい仕組みづくりが必要なことも多く、日々課題が見つかっています。今までは事務処理にも専門的な知識が求められ、仕事内容が煩雑になりがちだったので、もっと分かりやすい仕組みをつくりたいと思います。同じ業種の経験がない方が入社してきたときも仕事がしやすいように、小さな疑問や問題もしっかりと拾って解決していきたいです。

誰とでも話しやすい、風通しのよさも魅力

もともと電気の知識はありませんでしたが、最初は全く分からなかったことが理解できるようになると仕事の楽しさや充実感も大きくなります。より専門的な内容はそれぞれの部署の方に質問していますが、みなさん根気強く、ていねいに教えてくださり感謝しています。
社会インフラを扱う仕事なので、ミスなく的確に、すばやく対応しなければならない厳しさはありますが、社内は風通しがよく、年齢や社歴の壁を越えて気軽に話せる明るい職場です。また、個人の意見をしっかり汲み取り、ボトムアップしてくれる体制があることも魅力だと思います。